自然葬推進法 推進法は国民を幸せにする法律です(完)
「自然葬推進法」制定に向けて(結び)
自然葬推進法は国民を幸せにする法律です。
これまで述べてきたように、自然葬推進法は国民を幸せにすることができる法律です。
まず、自然葬推進法は、環境保全に資する法律ですから、子供たちや孫たち、将来の国民に、今よりもより快適な自然環境、社会環境を残すことができます。
また、少子高齢化や核家族化、人口の都市集中化などが原因となって、無縁墓問題や無縁遺骨問題などの深刻な社会問題が拡大し、これらの課題への対策が各地方公共団体の急務となっているので、自然葬推進法は、救世主となり得る法律です。
国民や住民の税金をそれらの社会問題のために費やすのはもったいない話です。
自然葬推進法ができれば、その税金を少子化対策や子供たちの成長のために有効に使うことができるようになります。
また、自然葬推進法ができれば、私たちは、国立公園や、国定公園など、風光明媚な国有地や公有地で散骨することが可能となります。
もちろん観光事業者などとの人権の調整は要となりますが、現在よりももっともっと広い自然葬実施場所を確保することができるのです。
良いことずくめである自然葬推進法を、会員のみなさまのお力をお借りして、ぜひ成立させたいと思っています。
(本会会長 中村裕二)