出版物・参考資料
当会では、自然葬に関する書籍を販売しています。書店で購入できますが、会の事務局にご連絡いただければ出版元に手配します。遠慮なくお申し出下さい。
- 墓はこころの中に――日本初の「自然葬」と市民運動
- 自然葬と世界の宗教 ----- 20周年記念出版
- 自然葬ハンドブック ------- 15周年記念出版
- 葬送の自由と自然葬 ----- 10周年記念出版
- 「お墓がないと死ねませんか」 岩波ブックレット(絶版ですが、当会に若干在庫あり)
- 自然葬
- 死んでもお墓に入りたくないあなたのための法律Q&A
- 森と水を守る自然葬
- 墓と葬式の自由
- シンポジウム タゴ-ルとガンディ-再発見
- 万物の死 ブルーバックス B1165(出版社は品切れです。当会も在庫無しです。)
- <墓>からの自由 地球に還る自然葬
- DVD 「葬送の自由をすすめる会~20年のあゆみ」
墓は心の中に――日本初の「自然葬」と市民運動
- ISBN978-4-7736-3501-0
- 定価1,400円+税
- 著者:安田睦彦
- 発行所:凱風社
- 2010年11月30日 初版発行
内 容
- プロローグ 自然葬元年
- 第1章 都有水源林の環境汚染
- 第2章 日本の葬送を振り返る
- 第3章 墓地と葬送をめぐる行政の対応
- 第4章 再生、共存、循環の思想
- 第5章 散骨否定の「常識」を疑う
- 第6章 寺でお墓テーマにシンポジウム
- 第7章 愛すればこそ自然葬
- 第8章 墓地はほんとうに必要か
- 第9章 自然葬をめざすマグマがついに噴出
- 第10章 「葬送の自由をすすめる会」の旗上げ
- 第11章 自然葬批判を批判する
- 第12章 運動16年、自然葬が定着
- 第13章 自由に死ぬということ
- 第14章 自然葬のこれから
- エピローグ 墓は心の中に
20周年記念出版
自由に生きた者として、死後も自由でありたい。
創立20周年を迎えた「葬送の自由をすすめる会」の発足から認知に至る道のり。
1991年に相模灘で日本初の「自然葬」が実施されるまで、「散骨」は違法だと信じられていた。「常識」と「思い込み」に敢然と立ち向かい、「葬送の自由」を取り戻した市民運動は、著者が東京・奥多摩の水源林を訪ねたときの疑問から始まった。
自然葬と世界の宗教
- ISBN978-4-7736-3211-8
- 定価2,200円+税
- 著者:中村生雄、安田睦彦、葬送の自由をすすめる会【編】
- 発行所:凱風社
- 2005年4月15日 初版発行
内 容
- 自然葬の源流をキリスト教に探る
- イスラームの死生観と葬送制度
- 「自然葬」の源流
- 神道の葬儀
- 仏教と自然葬
- 現代の問題としての「自然葬」
- 市民運動としての自然葬
20周年記念出版
キリスト教 イスラーム 老荘思想 神道 仏教それぞれの宗教の多様な教義と歴史から見て、自然葬は一定の普遍性を持ちうるのか-----
現代のような時代の変わり目にあってそれぞれの宗教・思想はどの程度まで自然葬という考えを許容できるのか-----
こうした問題意識を前提に各宗教・思想の研究者が自然葬の源流を探る
自然葬ハンドブック
- ISBN4-7736-29045
- 定価700円+税
- 著者:葬送の自由をすすめる会
- 発行所:凱風社
- 2005年4月15日 初版発行
内 容
- 自然葬へのいざない
- 自然葬をしなくても墓がなくてもいい
- 自然葬が公認された日
- 葬送儀礼の否定ではない
- NPO法人としての出発
- 「手作り」葬儀の実際
- 葬送の周辺知識
- 相続・遺産分割・遺言
- 葬送と規制の歴史
- 江戸時代の檀家制度
- 国家神道の時代
- 明治民法と旧民法
- 現代の法規制
- これが自然葬
- 遺族の感想
- 最初の自然葬
- 「自然葬」という言葉
- 死後の自己決定権
- 自分流の葬送を実現するために
- 自然葬Q&A
15周年記念出版
自然葬の手順や契約の仕方など実際に役立つ情報をまとめ、一冊で自然葬の大枠がわかるように編集しました。会刊行の書籍を中心に、これまで自然葬についての書籍はたくさん刊行されてきましたが、実用的情報をまとめた本を出してほしいという要望に応えたものです。
全国各地の自然葬の様子が一覧で分かる「自然葬実施地図」や会のこれまでの活動の記録などもまとめ、写真で最近の自然葬の場面を紹介するなど、会の具体的活動に触れる機会のなかった人にも参考になる本です。
葬送の自由と自然葬 うみ・やま・そらへ還る旅
- ISBN4-7736-2406-x
- 定価1,500円+税
- 著者:山折哲雄、安田睦彦、葬送の自由をすすめる会【編】
- 発行所:凱風社
- 2000年3月15日 初版発行
内 容
- 現代の生死と自然葬
対談・小林直樹×山折哲雄 司会:安田睦彦 - 生き死にの「我がまま」
上田紀行 - 葬送の自由と法律
弁護士 梶山正三 - 自然葬のための遺言と葬送ノートの準備
弁護士 北村明美
- 私の死に支度
医師 遠藤和子 - 別れと追憶-私たちの自然葬
- 「葬送の自由をすすめる会」のあゆみ
10周年記念出版
遺灰をまいたら法律違反?
お墓は絶対に必要?
死んだら遺灰にして、海に流すか山にまいてほしい -そんなことができるの?
市民運動10年の体験と知恵を集大成
「お墓がないと死ねませんか」 岩波ブックレットNo.262
- ISBN4-00-003202-x
- 定価:480円+税
- 著者:安田睦彦
- 発行所:岩波書店
- 1992年7月20日 第1刷発行
内 容
- 初の自然葬、法務省が公認
- なぜ“墓”にはいるのか
- 葬送の自由と社会的背景
- 世界でふえる火葬
- 死後の自己決定権
葬送の自由について社会的合意を広げるために安田会長が執筆した、自然葬に関する基本的著作です。64ペ-ジの小冊子ですが、自然葬の市民権を確立するうえで大きな役割を果たし、すでに6刷を重ねました。活字も大きく、読みやすいのが特徴です。
(発行所では、絶版(2010.1現在)ですが、当会に若干在庫あります)
自然葬
- ISBN4-8318-0257-3
- 定価854円+税
- 季刊 仏教 別冊7
- 発行所:法蔵館
- 1994年1月15日 発行
内 容
- I 生死をどう捉え、自然葬をどう考えるか
- II 自然葬・葬儀・墓の疑問に答える
- III 自分の葬儀、骨をどうするか
本会主催のシンポジウム「現代の生死と自然葬-宗教者の大討論会」の全記録。神道、仏教、キリスト教などの宗教者や作家、科学者、法律家のパネリストが生死の問題、葬儀、自然葬を語り合います。季刊「仏教」の別冊として刊行。
死んでもお墓に入りたくないあなたのための法律Q&A
- ISBN4-7845-0129-0
- 定価:1,200円+税
- 著者:葬送の自由をすすめる会
- 発行所:社会評論社
- 1992年10月30日 初版発行
内 容
- I 自然葬って何だろう?
- II どうやってやるの?「自然葬」
- III お墓のここが心配だ
- IV よくわからないお葬式や火葬場のこと
- V お骨は誰のもの?
自然をめぐって会に寄せられた疑問や質問を70項目に分けて法律面から正確に答えたのが本書です。著者は梶山正三、薦田哲、宮田桂子さんの本会会員の3人の弁護士。自然葬について本邦では初の法律相談書で、お墓をめぐる諸問題にも触れています。
森と水を守る自然葬 「再生の森」をめぐって
- ISBN4-7845-0138-x
- 定価:1,500円+税
- 編者:葬送の自由をすすめる会
- 発行所:株式会社社会評論社
- 1994年10月31日 初版発行
内 容
- I 森の現実、村の現実
- 自然と人間の共生
- 山を守る
- 生命維持装置としての森
- 「再生」をとりもどす
- ガラスの地球
- II 村と街を結ぶ自然葬
- 自然の循環を大切にする
- 自然と人はもちつもたれつ
- ディスカッション
- まとめ
- III 「再生の森」へ!
- 自然葬と金比羅山
- 「再生の森」をめぐる法律問題
- 「再生の森」への歩み
- 東京の水源地帯を行く
「自然葬」を生み出すきっかけとなった「再生の森」構想をめぐって堂本暁子(参議院議員、現千葉県知事)、黒澤丈夫(群馬県上野村村長)、安田喜憲(国際日本文化研究センタ-教授)、安田睦彦(本会会長)ら9氏が討論。
(出版社で品切れですが、当会に若干在庫あり)
季刊 仏教 No.38 特集 墓と葬式の自由
- ISBN4-7845-0138-x
- 定価:2,200円(税込み)
- 発行所:法蔵館
- 1997年1月20日 発行
内 容
- お墓大討論
- 上田紀行
- 大村英昭
- 小山内美江子
- 加地伸行
- 梶山正三
- 宮迫千鶴
- 安田睦彦
- 山折哲雄(司会)
- 日本人の葬の作法
- 葬式の現場から
- 温かな葬式と墓
- 墓を作らない仏教者
- 《葬》をめぐる理念と作法
- 葬祭ディレクター制度とは何か
- 死から生を問い直す
- 眠る菊
- 葬送と脳の進化
- 《魂》の感じ方
- 引き裂かれた生命
- 安田睦彦 「葬送の自由をすすめる会」の歩み
- 新谷尚紀 日本人の墓
本会の創立5周年記念シンポジウムで行われた「お墓大討論」の全記録。パネリストは山折哲雄、小山内美江子、加地伸行、宮迫千鶴、上田紀行、安田睦彦ら8氏。現代の葬儀をめぐる主要問題のほとんどが本書に提出されています。
シンポジウム タゴ-ルとガンディ-再発見
- ISBN4-8318-5629-0
- 定価952円+税
- 編者:葬送の自由をすすめる会
- 発行所:法蔵館
- 2001年10月30日 発行
内 容
- シンポジウム開催にあたって(メッセージ)
- シンポジウム「タゴ-ルとガンディ-再発見」
- 山折哲雄
- 我妻和男
- 長崎暢子
- 森本達雄
- 閉会挨拶にかえて
会の10周年記念行事として2001年5月に開いたシンポジウムの全記録。アジアを代表する2人の哲人が問いかける「自然と人間の共生」「西洋と東洋の対話」「人種・宗教・民族の交流」についてパネリスト4人が縦横に語り合います。
万物の死 自然の死から《死》を考える ブルーバックス B1165
- ISBN4-06-257165-x
- 定価820円+税
- 編者:小原秀雄
- 発行所:講談社
- 1997年4月20日 第1刷発行
内 容
- 第1章 動物の死 小原秀雄
- 第2章 植物の死 平野和彌
- 第3章 細胞の死 堀 誠
- 第4章 人間の死 松田重三
- 第5章 宇宙の死 小尾信彌
自然にとって、死ぬとはどういうことなんだろう? 五人の科学者が、私たち人間という存在とその死の意味とを、各専門分野から考察する。ブルーバックスは、自然科学をやさしく紹介するシリーズとして、35年以上も親しまれている新書です。科学はどうも苦手だという方にもお薦めの一冊です。
(出版社は品切れです。当会も在庫無しです。)
<墓>からの自由 地球に還る自然葬
- 0030-91126-3351
- 定価1,700円+税
- 編者:葬送の自由をすすめる会
- 発行所:社会評論社
- 1991年10月31日 初版発行
内 容
- 自然葬のすすめ - はしがきにかえて
安田睦彦 - 葬送の国家管理と基本的人権
梶山正三 - イデオロギーとしての「祖先祭祀」と「墓」
森謙二 - 日本人の死生観と墓の成立
酒井卯作
- 心と自然を破壊する霊園開発
人見達雄 - 火葬技術の変遷と現状
八木澤壯一 - 外国における自然葬
井上治代 - 自然葬をどう実施するか
薦田哲
見直しませんか、あなたの「死にかた」。
暗く寂しい墓を捨て、明るく大きな自然に還ろう。
誰でもできる自然葬実現のための手引き。
DVD NPO法人 「葬送の自由をすすめる会」 20年のあゆみ
- 定価:1,000円(税込み)
- 監修・制作:当会
- 監督:ツヴェトコヴィチ・アンドリアナ
- 2010年5月
内 容
富士山と海を背景に飛ぶ鳥の雄大な映像から始まり、自然葬の歴史や、自然葬を実施した内外の著名人の紹介。
1991年10月に会が初めて相模灘でヨットを使って実施した自然葬の貴重な映像や観音崎沖での海の自然葬、長野県「あづみ野再生の森」での山の自然葬のほか、遺族へのインタビューも収録されています。
あづみ野再生の森の自然葬では、遺灰をまいた後で遺族が弦楽器「二胡」を奏で、森の中に美しい音が広がりました。
20分の作品。
会が結成20周年の記念事業として制作をすすめてきた会紹介のDVDです。
監督は、マケドニア人の若手映像作家ツヴェトコヴィチ・アンドリアナさん、撮影は韓国人の金度亨さん、という異色の国際コンビです。ツヴェトコビィチさんは、ブルガリアのクリスティヨ・サラホフ国立舞台映画芸術アカデミーで映画監督の勉強をし2005年から日大芸術学部の映像学科に留学、昨年同大大学院の博士課程を終えたばかり。すでに映像作品を10数本つくっている専門家です。
撮影の金さんも、同大大学院博士課程でドキュメンタリー映画を学んでいます。
シナリオは、西俣総平理事を中心に作成、ツヴェトコヴィチさん独特の映像への感性が活かされた作品となっています。
ツヴェトコヴィチさんは、これまで神話や宗教、ボランティアなどをテーマにした作品を制作してきました。2009年には、映文連アウォード(公益社団法人映像文化製作者連盟)部門優秀賞を受賞しています。
音声は日本語と英語で収録されており、英語の字幕も選択できます。
会の各種集会などで上映し、好評を得ています。