東北支部

活動報告

 公的制限も解除され、コロナ禍も少しずつ終息しつつある(?)ように楽観します。
 東北支部も本部からの支援によって設置した大森山の柵の設置に始まり、6月16日の大森山での、雨の中での猪避けのための彼岸花120株の植え付け作業も、支部会員のご協力により比較的滞りなく完了し、少しずつ元の活動に戻りつつあります。
 7月5日には、新たに支部予算で購入した刈払機を使用して草刈りと伐採作業を世話人中心に実施しました。できるなら遅くとも1ヶ月後には草刈りを実施しようと参加者で約束しましたが、今年のこの暑さ! 体調のことも配慮して、涼しくなりかけた9月18日にようやく3回目の草刈り作業を行うことができました。気がかりだった6月に植えた彼岸花がちらほら咲いており、参加者一同安心いたしました。(この会報の発刊直前になると思いますが)引き続き4回目の整備作業を計画しております。この頃にはおそらく彼岸花も満開に咲き揃っていることと楽しみにしております。
 ところで、今年の本格的な活動を明確にするためもあり、9月30日に仙台シルバーセンターにおいて東北支部総会・講演会を、例年通り開催しました。
 前半に、私(K支部長)が「死生学」と称して、かつて高校の授業で半年かけて実践した死をめぐっての講義の圧縮版のような話を行いました。死について思索することが決して「暗い」ことではなく、「生きる意味」を深く考えるうえで不可欠のことであるという主旨が聴講者に伝わっていれば幸いに存じます。
 後半は、東北支部総会を行い、いつものように活動報告・決算報告・役員の承認・今年の活動計画等を話し合いました。いずれもスムーズに進行しました。
 今年の活動に関して、定期的な大森山整備に加え、コロナ禍も明けつつあるということで、親睦をはかるための小旅行なども計画してみたいと提案させていただきました。
 また、参加された会員のご意見も踏まえ、県外・県内を問わず、これまでの県庁所在地中心の地区集会だけではなく、ご希望があれば、たとえ少人数の集まりでも、今まで開催されてこなかった地方都市・町村においての集会も配慮したいと思います。

★東北支部会員の皆様で、地元での集会・相談会の開催を希望される方は、下記の本部事務局までぜひご一報ください。

 総会参加者は30名程度と少なかったのですが、三分の一が会員外で、そのうちの何人かが入会をご検討され、幸いにも今回2名の方にご入会いただきました。
 今後とも東北支部へのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

※以下に、総会で提案し了承された今年の活動計画の抜粋を示します。

  1. (1)「大森山・再生の森を育てる会」の活動を再開する。できれば月に一度のペースで。
  2. (2)墓じまいの相談を受けることが最近あり、詳しい方にお話をいただく機会を設けたい。
  3. (3)今のところ、東北のどの地区からも希望は具体的に出ていませんが、宮城県以外の県において「地区交流会」を開催したい。また、その際、小旅行風の楽しい内容を盛り込む企画も考えようと思っております。

※お問い合わせは、本部事務局までお願いします。☎03-5577-6209