北海道エリア
「中村会長講演会」の報告
ようやく北海道における「中村会長講演会」が実行できました。
10月12日(土)、札幌駅前の貸会議室に参集された20人の会員の皆さんは、久々に再会した仲間と談笑されたりして、なごやかに開会しました。
- ◆最初に、関東エリア(横浜沖)の大人数の自然葬の映像を観てもらい、続いて地元「小樽沖」における最近の自然葬の様子について、U立会人からつぶさに紹介してもらいました。限られた時間の中、きちんと整理された情報を順序よく発表してもらいましたことに感謝いたします。
これまで「今、北海道で自然葬できるのかな?」と不安を抱いて参加された皆さんは安堵してくださいました。この記事を読まれた会員さんも「小樽沖」の自然葬はどうぞご安心ください。 - ◆そして、中村裕二会長が登壇。第四代の会長に就任された時からコロナ禍に阻まれ続けてきた「会長講演会」でしたから、喜びもひとしおでした。
講演は、「自然葬推進法」の草案づくりにあたった中村会長が、特に腐心された“前文”をはじめ“目的”や“基本理念”など、そこに込められた思いを語っていきました。
聴講者がうなずく場面が多々あり、「こんな法律をみんなでつくっていくんだ」という認識の共有が図られていく実感がありました。 - ◆ただ、この法律を制定させるまでには、相応な年数がかかるでしょうから、中村会長はその間のことにも言及しています。
「任意後見契約公正証書」「遺言公正証書」「死後事務委任契約書」の三点セットを揃えておくと、「自身を自然葬にしてほしい」という願いが叶えられる可能性がとても高まるとして、中村会長がそれぞれの例文を整えたものを資料として配布しました。 - ◆後半は、中村会長を囲んでの意見交換会。延べ12人の方々から手があがり、質問・意見・要望などさまざまな発言がありました。長い間、会員同士で話し合う場がもてなかったこともあり、解き放たれた熱量に圧倒されながらも、中村会長が一つずつ丁寧に回答や所感を述べられましたので、気持ちが安らいだ会員さんも多かったことと推察します。
- ◆北海道の会員の皆さんから「次は○○で茶話会することになりました」とご一報が寄せられる日を、本部事務局では待っています。
☎03-5577-6209
北海道における「再生の森」について
講演の翌日(10/13)、中村会長は休止中の「再生の森」の現状確認に出向き、踏査を行い、周辺環境も見て回りました。
次(12/10)の「理事・支部長合同会議」において今後の方向性を議論していきます。詳しいご報告はしばらくお待ちください。
※お問い合わせは、本部事務局までお願いします。☎03-5577-6209