関西支部

活動報告とお知らせ

講演会・関西支部総会を終えて…

 講演会・関西支部総会が近づくにつれて、コロナの感染が大幅に拡大しました。第七波の到来だとのマスコミの報道に、世話人の間でもこのような感染状況の中での開催に不安の声もありました。開催した方がいいのか、中止した方がいいのか、悩みました。ただ、様々なイベントに対して行動制限が全くかかっていない社会状況で、関西支部が講演会と総会の中止を決断することは難しいと感じました。悩んだ結果、世話人で相談の上開催を決定しました。しかし参加された方は6人という結果になりました。遠い所を来ていただいた中村会長には、申し訳ない結果になってしまいました。
 中村会長の講演は、法律の話なので難しかったのは事実ですが、自然葬を確実に実施するための参考になる重要な話だったと思います。会長の話をうまくまとめる自信がないので、講演の中で心に残った中村会長の言葉を個条書きで報告させていただきます。

世界中にいろいろな葬送のスタイルがあって、葬送っていのは自由なんだと思います。法律に決められて束縛されて葬送の形式があるわけではなくて、人間が自由に人類の歴史の中で作りだしてきたものなんだと思います。それが慣習になったり、いろんな形で風習として残ったりするということだと思います。
すべての国民は日本国憲法が保障する基本的人権の1つとして、自然葬を実施する権利を有すると思います。自然葬を実施する権利というのは基本的人権なんだということを言いたいと思います。
どうしてもこのご親族の反対でなかなか難しいということならば、自分の意見を理解してくれる人と契約を結んでおくことが必要になります。それが死後事務委任契約であり、あるいは死後事務委任契約を含んだ任意後見契約です。任意後見契約のお話をするのは初めてです。この間、九州、それから広島と話してきて、いろんな方々とお話しする機会があって、任意後見契約が、死後事務委任契約と合体した時にすごい強力な契約になるんだなということに気づきまして、今回この会場で初めてご案内させていただきます。
任意後見契約っていうのは、例えば私が認知症になった時に、成年後見人が出てきます。その成年後見人と死後事務委任契約を結んでいればいいんですけど、結んでいなかったとすると、成年後見人との関係で自然葬を実施する関係がない場合、どうすればいいのでしょうか。そのためにはですね、元気なうちにこの任意後見契約というのを結んでおいて、その任意後見契約の中に死後事務委任契約を盛り込む。2つを合体させるわけです。すごくいいアイデアなんじゃないかと思った次第なんです。
自然葬が確実に実現できるための任意後見契約書です。家庭裁判所で後見監督人が選ばれて、後見監督人と後見人が連絡を取って自然葬を実施することにつがっていきます。裁判所がバックアップして自然葬が実現できるという素晴らしい制度なんですね。広島で家庭裁判所の元調査官の方とお話ししている時に気づきまして、今日ここで初めて発表しました。

 ここで初めて発表された『任意後見契約公正証書』の話が聞けました。どんな事態になっても確実に自然葬を実施したいという会長の強い決意が感じられた講演でした。その具体的な中身について、もっと知りたいと思われた方は、本部事務局まで申し込んでください。

 この後、支部世話人の山蔦さんから、整理に関する提案と参考映像の上映(スライドショー)がありました。どうしても捨てがたい「思い出に関わるモノ」を写真撮影して、それに関連する写真と共に編集し、映像として残す。それをスマホやテレビ画面で見られるようにする。支部会員で興味がお有りの方は、本部事務局に連絡してください。参考映像と資料が送られるので、検討してみてください。作成費用は不要です。

 この後10分休憩をとって総会に入りました。総会では、2019年2020年2021年の活動報告と会計報告を行いました。
 その報告に対して、
承認する…4名 承認しない…0名 保留…1名
ということで承認していただけました。2022年活動計画「自然葬31年のあゆみ」展示会(案)と支部通信発行に対しても、
承認する…5名 承認しない…0名 保留…0名
ということで、承認していただけました。
 うれしいことがありました。会員でない方が参加されていたのですが、この方が会の終了時に入会の意思を表明されたのです。またもう一人の方からは、秋の展示会の会場で「オカリナの演奏会をしてもいいですよ」と言っていただきました。秋の展示会にむけて、がんばっていきたいと思います。関西支部みなさんのご参加とご支援をお願いします。3日間のうちの、午前か午後か夜間の1ワクだけでもお手伝いいただけると助かります。

「自然葬31年のあゆみ」展示会(案)

■日時:
11月18日(金)午後1時~夜9時[午後・夜間]
11月19日(土)午前9時~午後5時[午前・午後]
11月20日(日)午前9時~午後4時[午前・午後]
■場所:
京都四条烏丸「ウイングス京都」ギャラリー
■目標:
「自然葬」? 聞いたことあるけど、死んでからの事なんてずっと先の事と思っているあなたに、節度を持って自然葬を行うならOKという現状ではなく、容認する法律が必要だと運動していることを知ってほしい。
■内容:
①NPO法人・葬送の自由をすすめる会」発足からこれまでの歩み
②関西支部 自然葬の写真の展示
③30周年記念冊子『平成の挽歌』から自然葬(海・山)での体験記&感想の掲示
④ビデオの放映 ・山での自然葬 ・散骨した淳和天皇の話

※こういう展示会を先行して開催された東京都小平市の関さんに感謝します。

 12月10日(土)関西支部通信の発送作業を予定しています。お手伝いいただけるとたすかります。また支部通信への原稿もお願いします。

※お問い合わせは、本部事務局までお願いします。☎03-5577-6209